2010年4月13日
シャチの食性
肉食性。海洋の食物連鎖の頂点に位置し、武器を使う人間を例外にすると自然界での天敵は存在しない。多くの生物を捕食することから、獰猛で貪欲な捕食者として知られているが、知能が高く利益にならない戦闘は避ける傾向もあり、食べる必要のないものを襲うことは少ない。アザラシやオタリアを襲うとき、海面上に放り投げ必要以上の苦痛を与えることがあるが、これは子供のシャチに安全な海中(上)で狩りの練習をさせるためだと考えられている(陸上のアザラシを捕食する際、シャチ自身が海に戻れなくなり死亡することがあるため)。しかし、はっきりしたことは未だわかっていない。英名の Killer whale は「殺し屋クジラ」であり、学名の Orcinus orca は「冥界よりの魔物」という意味である。
各タイプのメインの獲物だけでなく、小さいものでは魚・イカ・海鳥・ペンギン、比較的大きなものではオタリア・アザラシ・イルカ・ホッキョクグマ、時にはクジラやサメなど、捕食する動物は多岐に渡るとされる。ただし、一部を別種とする学説すらあることからわかるように、一頭のシャチがさまざまな種類の動物を捕食するというより、個体ごとにさまざまな好みを持った生物であると理解した方が現実に近い。一頭一頭を見れば、どちらかといえば偏食な動物である。またエイも捕食するが、エイの尾にある猛毒によって致命傷を負うこともある。口に入れた魚を吐き出してカモメをおびき寄せ、集まってきたカモメを捕食した例も報告されている。
死肉を食べる例もあり、海底で見付けたミンククジラの死体を数頭で食べる映像記録も発表されている。
氷の下からの奇襲・群れでの協力・挟み撃ちなど、高度な狩りの技術を持つ。また、前述のクリック音を通常より凝縮させて獲物に当てて麻痺させ、捕食しやすくする行動も知られている。浜辺にいるアシカなどに対して、そこへ這い上がって来て捕食することもある。海洋学者のジャック=イヴ・クストーの海洋探査船が、水面下を遊泳していた3mほどのサメを真下から攻撃し、一撃で仕留めた例を報告している。大型のクジラを襲う場合は、一頭がクジラの頭上に陣取って海面での呼吸を妨げ、もう一頭はクジラを底から押し上げて潜水を妨げるなどの行動が観察されている。好物はクジラの舌、口付近であり、他の多くの部分は放置されることがしばしばある。
攻撃力が非常に高く、自分よりも遥かに大きいシロナガスクジラなどを襲ったり、自分と並んで食物連鎖の頂点に位置し、大型で獰猛なホホジロザメすら制圧したりするそのため「海のギャング」などと呼ばれることもあるが、他のクジラ・イルカ類に比べて同種間での攻撃的な行動は知られていない。また、人を襲うことは稀であり、仲間に危害を加えた人間に報復をした例は報告されているものの、捕食の対象として人間を認識し、襲ったと見られるケースは皆無である。人間が襲われるのは、アザラシと勘違いしているものと考えられている(これはシャチ以外にも、大型のサメによる被害でも指摘されることである)。暗色のダイビングスーツを着用している場合誤認される危険性は高まる。サーファーが足を噛まれた例があるが、シャチが本気を出せば噛まれる程度では済まないため、これも捕食目的ではないと見られる。また小さな漁船などが襲われるケースもみられるが、これは「襲っている」のではなく「遊んでいる」「じゃれている」だけであるともいわれる。もっとも、遊んでいるといっても、その巨体ゆえに人間には危険極まりない。水族館で飼育されているシャチが飼育員を水中にひきずりこみ死亡させる事件も起こっている。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
シャチって肉食なんですね。知りませんでした。
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